
こんにちは、ひだまりです。
安定配当が魅力の「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)」株。
私自身、長期投資で実際に保有してきた結果を、今回は数字で具体的に振り返ります。
2021年8月から2025年7月までの4年間、
どのくらい資産が増え、どれだけの配当を得たのか、
「為替」と「株価」、「配当」の3つの視点で詳しくご紹介します。
この記事のポイントまとめ
- 4年間でドルベース1.65倍、円ベース約2倍の成長
- 円安と株価上昇が資産拡大に貢献
- 今後の成長性やリスク要因も冷静に考慮
- 追加購入は慎重に検討中
2021年8月時点のBTI株保有状況
BTI株の保有開始はもっと前からですが
ブログ記録が残っている2021年8月から4年間を振り返ります。
2021年8月時点での状況は以下の通りです。
- 保有株数:1,410株
- BTI株価:37.21ドル
- 為替:1ドル=109.85円
このときの評価額は、
- ドルベース:52,466ドル
- 円換算:約576万円
※2024年4月に65株追加購入しています
ひだまりの2021年8月時点の保有株はこちらから ブログスタート時の記事になります。
4年間の株価と為替の変動
この4年間で、BTI株価・為替は以下のように推移しました。
項目 | 2021年8月 | 2025年7月 | 増減率 |
---|---|---|---|
株価 | 37.21ドル | 48.38ドル | 約+30% |
為替 | 1ドル=109.85円 | 1ドル=144円 | 約+35%(円安) |
つまり、
ドル建て資産は約1.3倍、円建て資産では約1.7倍に増加。
ドル建てでは株価の上昇、
円建てでは円安効果も加わり、
為替差益も含めた大きな資産増となりました。
以下は、ドルベース(青)と円ベース(赤)の資産の伸び率の比較です。円安で
円ベースの資産が大きく伸びているのがわかります。

4年間の配当収入
さらにこの間、
BTI株からは16回の配当を受け取りました。
累計配当額は
→ 15,078ドル(約217万円/1ドル=144円計算)
配当は円に換金せず、ドルのまま保有しています。
注 旧NISA口座と特定口座で保有していました。
資産のトータル成長
最終的に、資産は以下のように成長しました。
評価額 | ドル建て | 円換算 |
---|---|---|
初期 | 52,466ドル | 約576万円 (1ドル=109.85円) |
現在の配当を除いた評価額 | 71,361ドル | 約1,030万円(1ドル=144円) |
配当加味した資産額 | 86,439ドル | 約1,247万円(1ドル=144円) |
→ ドルベースで1.65倍、円ベースで約2.2倍に増加しています。
今後の投資方針
現状、BTI株の株価は高水準にあり、
次の買い増しは慎重に判断したいと考えています。
今後については以下のリスク要素を重視しています:
たばこ産業の構造的課題
- 世界的な禁煙志向と規制強化
- 欧米・新興国市場での成長鈍化リスク
新規事業の成長鈍化
- 加熱式たばこ・電子たばこ分野での競争激化
- 紙巻たばこの減収を完全にはカバーできていない
財務リスク・ESG課題
- レイノルズ買収に伴う高水準の負債
- ESG評価の低さによる機関投資家からの敬遠
📌 ひだまりの今後の方針
- 配当収入を目的に継続保有
- 株価が再び30ドル台に下落したら買い増し検討
最後に:BTI株投資まとめ
- 4年間で資産は円換算ベースで約2倍
- 安定配当が続く限り長期保有予定
- 追加投資は慎重に判断
投資に関して、ブログに掲載している内容は、あくまで個人的見解に基づくものです。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また当ブログに書かれている事は100%正確であるとは限りません。くれぐれも投資は自己責任でお願い致します。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。免責事項も御一読お願いします。