![ひだまり](https://hidamari-igaku.com/wp-content/uploads/2021/08/photo3-300x300.png)
2022年度3月期の丸八HDの有価証券報告書がでました。その中で興味深かった点をつらつらと書いてみようと思います。
ひだまりの資産運用については以下をご参照ください。
![](https://hidamari-igaku.com/wp-content/uploads/2021/11/22235625_m-160x90.jpg)
ひだまりの投資戦略については以下をご参照ください。
![](https://hidamari-igaku.com/wp-content/uploads/2021/08/5048939_m-160x90.jpg)
丸八HDの銘柄分析については以下をご覧ください。
![](https://hidamari-igaku.com/wp-content/uploads/2021/08/5153671_m-160x90.jpg)
寝具のダイレクトセールスの売り上げ
丸八ホールディングスの連結売上高における寝具のダイレクトセールスの比率は
58.8%(2022年3月期)でした。約68.8億円もダイレクトセールスで売り上げているんですね。
ちなみに、
2021年3月期は約70.6億円(連結売上高の55.1%)をダイレクトセールスで売り上げていました。
2020年3月期は約73.7億円(連結売上高の54.3%)をダイレクトセールスで売り上げていました。
2019年3月期は約84.1億円(連結売上高の56.6%)をダイレクトセールスで売り上げていました。
2018年3月期は約100.1億円(連結売上高の56.4%)をダイレクトセールスで売り上げていました。
2022年3月期で、68.8億円もダイレクトセールスで売っているという見方もできますが、
ここ5年間でダイレクトセールスの売り上げは30%近くも減っています。
投資有価証券
投資有価証券の用語の確認から。
投資有価証券とは、貸借対照表における資産のうちの「投資その他の資産」ひとつです。
満期保有目的の長期保有債券(満期までの期間が1年以上ある債券)や、子会社株式・関連株式
といった市場性のない関係会社の株式や、市場での価格がない有価証券などを指します。
簡単に言えば、短期所有目的なら有価証券、長期所有目的なら投資有価証券となります。
丸八HDの2022年3月期末の投資有価証券は約46.1億円でした。
2021年3月期末は約42億円だったので、約4億円増えたことになります。
土地、不動産
2022年3月期末で土地を124.7億円、建物を47.4億円保有しています。
これ点については、昨年とあまり変わりありません。
大きなニュースは、東京都調布市の建て貸し用ホテルと同様に、東横INN系列のホテルを
東京都町田市にも建設中とのことです。もともとは丸八HDのスリープラボがあった場所です。
東急田園都市線 南町田グランベリーパーク駅北口の国道16号を挟んだ向かい側になります。
駅とホテルの間には、横断困難な国道16号が走っていますが、地下通路で駅へのアクセスは
良好です。
青山や新宿の土地と比べると、見劣りしますが遊休地の有効活用です。
米ドル建て資産
丸八HDはドル建て資産を多く保有しています。
2022年3月末時点で、連結子会社の丸八アセットが
日本円換算で約127.9億円の米ドル建て金融資産を
HATCHI SYDNEY CORPORATIONが
約47.9億円の米ドル建て資産を保有しています。
現在は2022年3月よりもさらに円安になっているので、
円に換算した資産はさらに増えていると思われます。
丸八HDの為替損益については以下もご覧ください。
![](https://hidamari-igaku.com/wp-content/uploads/2022/02/22656988_m-160x90.jpg)
大株主
前回の丸八HDの大株主でも注目した内藤征吾氏が買い増ししていました。
丸八HDの大株主については、以下をご覧ください。
![](https://hidamari-igaku.com/wp-content/uploads/2021/11/4696458_m-160x90.jpg)
現在の内藤氏の保有株数は、10万株(保有比率0.6%)です。
まとめ
以上、ひだまりのコア銘柄である丸八HDの第10期の有価証券報告書を読んで、
ひだまりが興味深かった点をつらつらと書いてみました。
ダイレクトセールスの売り上げは着実に落ちています。
不動産収益は横ばいです。
金融資産の運用は絶好調です。
この点を踏まえて、今後丸八HDがどのように変化していくのか大注目です。
投資に関して、ブログに掲載している内容は、あくまで個人的見解に基づくものです。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また当ブログに書かれている事は100%正確であるとは限りません。くれぐれも投資は自己責任でお願い致します。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。免責事項も御一読お願いします。
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