今日は、ひだまりが株式投資による資産運用で、最も大切だと思うことについてのお話です。ひだまりは、年利平均7%くらいで資産運用し、10年で資産が2倍くらいに成長した投資家です。決して資産が数年で10倍以上になった投資家ではありません。心の安定を保ちながらじっくり資産を育てたい方の参考になればと思います。
ひだまりの投資成績
ひだまりの投資歴は本格的には約10年になります。
もちろん順風満帆の投資家人生ではありません。投資をはじめてすぐの頃は、損をすることのほうが多かったと思います。
また、年度ごとの利益も一定ではなく損益には波があります。
現在は、株式投資の収入が年平均300-500万円くらいで推移しています。数年間で資産数10倍系の投資家ではありません。
ここ5年は損益がマイナスの年はなく安定して株式投資から収入を得られる状態を確立しつつあると思います。
ひだまりが株式投資で最も大切だと思うもの
ひだまりが株式投資で最も大切にしていることは心の安定です。
実はひだまり、株式投資を始めたころに、信用取引も使って全力投資をやったことがあります。しかも信用売りです。
ひだまり自身は、自分の中では医者をしているくらいだから、メンタル的にはタフほうだと思っていました。しかし、株式投資の場では違いました。
信用取引での全力投資のプレッシャーは、生半可なものではありませんでした。
株価が気になり9時から15時の場中はもちろんですが、夜間のNY市場の動向まで気になって常に株価やチェックするようになっていました。もちろん他のことは集中できません。
利益がでている間は若干の心のゆとりがあるのですが、いったん利益がマイナスに振れるとそのゆとりもなくなり、軽いパニック状態になっていました。
もちろん、結果は大損でした。ポジションを解消した時は、大損でしたがやっとこのプレッシャーから解放されると安堵しました。
その時の損が、投資家人生におけるもっとも大きな損になっています。
高い授業料でしたが、株式投資において心の安定がいかに大切か身をもって学びました。
その失敗のあともしばらく試行錯誤でしたが、現在の投資方法に行きつき安定的に利益をだせるようになっています。
ひだまりの投資戦略については以下をごらんください。
株式投資で心の安定を保つためにしていること
ここからは、ひだまりが株式投資においていかに心の安定を保っているかお話させていただきます。
代表的なものは以下の5つです。
- 余剰資金での投資
- 信用取引はしない
- 株式相場から少し距離をおく
- 分散投資
- 心の安定銘柄に投資する
以下で解説します。
余剰資金での投資
これは、説明の必要はないと思います。株式投資で最も怖いのは、投資に失敗して全額投資資金失うこと、もしくは借金をしてしまうことです。
「もしこの投資で全額失っても、銀行に生活資金が○○万円ある」と思える余剰資金があるだけで、相場からうけるプレッシャーの度合いは全く違います。
ひだまりは、投資に失敗しても少なくとも数年は家族の生活に支障がないだけの現金を確保して投資に臨んでいます。
信用取引はしない
前述したとおり、全財産を失うだけでなくさらに借金を背負うリスクがあるような取引は絶対にやってはいけないことだと思います。
信用取引に耐えうる精神力をもっている人はごくわずかです。
ひだまりのような平凡な投資家が相場で安定的に勝つための有効な手段は、決して短期売買でなく長期保有だと思います。
相場で確実に勝つためには現物での長期保有、これ一択です。
株式相場からすこし距離をおく
スマホ、SNSの普及により否が応でも、株式投資に関する情報に触れる機会が増えました。
これらの情報の大半は間違った取引を誘導しようとするものです。また、間違った取引を誘導する意図がなくても、SNSやメディアに取り上げられた時点で、相場においては遅れた情報になっています。
昔はひだまりも日経新聞を読んだり、Yahoo掲示板もチェックしていました。それらの情報も参考に株式の売買をしていました。不思議な感覚ですが、株式の売買をだれかに操られている感じがしました。もちろんそれらの情報に基づいた取引は失敗しました。
最近はひだまりは意図的に、相場に関する情報とは距離を置くようにしています。
株式の売買で参考にしているのは、直近の情報よりも、過去10年の業績の推移、配当の推移などの長期の情報です。
分散投資
分散投資は株式投資の基本中の基本であり、一発退場を避けるための最も有効な手段だと思います。もちろん分散投資は心の安定に大きく寄与します。
ではひだまりができているかと言うと・・・できていません。
この点は改善すべき点だと思っているのですが・・・。
心の安定銘柄に投資をする
心の安定銘柄とは、保有していても心が乱れることが少ない銘柄のことです。
注 ひだまりが勝手につくった造語です。
ひだまりが心の安定銘柄かどうか判断する判断材料の一覧を供覧します。
- 上場来赤字の年がない。
- 自己資本比率が高い。
- PBRが低い。
- 同族企業。
- 高配当。
- 事業内容がわかりやすい。
- 生活に関連した事業。
- 長寿企業。
これらをすべて満たす企業にはほとんど心を乱されることはありません。ひだまりは心の安定銘柄かどうかも投資をする際の判断材料の1つにしています。
番外編 相場で身動きできない状態にする
ひだまりは俗にいうバリュートラップが嫌いではありません。負けず嫌いの言い訳に聞こえるかもしれませんが、なんなら自分からトラップにかかりにいきます。ただ、そのバリュー株も条件があります。
安定高配当株であることです。
ひだまりは、高配当株に限って言えば、バリュートラップはトラップではないと思っています。その銘柄を保有し続ける限りは、安定した配当がもらえます。売買もする必要はありません。
その株に関するいろいろな情報が飛び込んできても、動きたくとも動けないので情報に踊らされることもなく心の安定を保てます。
ひだまりは、丸八HD(3504)はそんな考えから保有し続けています。
まとめ
今回は、ひだまりの思う株式投資における心の安定の重要性についてお話しました。
上記以外にも株式投資で心の安定を維持できる方法があれば、ぜひ御教授いただければと思います。
まずは、証券口座の解説から!
投資に関して、ブログに掲載している内容は、あくまで個人的見解に基づくものです。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また当ブログに書かれている事は100%正確であるとは限りません。くれぐれも投資は自己責任でお願い致します。
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