前回ひだまりは、なぜ医師の資産形成の手段として株式投資を選んだか説明させていただきました。今回は、なぜ勤務医の仕事と株式投資の相性がよいか、より深堀りして解説させていただきます。
前回の記事を読んでいない方は、ぜひ前回の記事を読んでから本記事にすすんでください。
ひだまりが勤務医と株式投資の相性がよいと考える理由は以下の6つです。
- 時間的拘束がすくない
- 駆け出し医師の頃は比較的金銭的余裕がある?
- 社会勉強になる
- 税制面
- 本業が忙しい
- 保有株が動きつづけてくれる
上記6つの点は、あくまでひだまりの投資スタイルである高配当株を中心とした長期投資の場合に当てはまると思ってください。
ひだまりの投資スタイルについては以下をご参照ください。
1つ1つ解説していきます。
時間的拘束がすくない
高配当株を中心とした長期投資においては、いったん株を購入すれば、株式投資のために時間を割く必要はありません。ただひたすらほったらかしで保有するのみです。
ほっておいても、金の卵を産む鶏が定期的に金の卵を産んでくれます。
もちろん、投資先の企業の選定や、投資の勉強のための時間は必要です。ただこれらは、本業の時間外でも十分できます。
一方で、事業運営や不動産投資においては、確実に時間的拘束を伴います。
病院の仕事への影響が少ないことが、勤務医が株式投資と相性がよいことの理由の1つです。
駆け出し医師の頃は比較的金銭的余裕がある?
これは、ひだまりの主観も入っているのですが、初期研修医や後期研修医の頃はお金を使う時間も余裕もありません。
その理由は、本業である病院の業務がひたすら忙しいからです。
ひだまりは、医者駆け出しのころは仕事が激務で生活費以外でお金を使うことがほとんどありませんでした。給料はそこそこでしたが、使わないのでお金は貯まっていくいっぽうでした。
株式投資は、若いころに始めれば始めるほど有利と言われています。使うあてのないお金が若いうちから貯まりがちな勤務医には、株式投資はお金を有効活用できる素晴らしい選択肢です。
社会勉強になる
医者は常識がないと言われがちです。あながち間違いでないと思います。
ひだまりも株式投資を始めるまでは、日経平均やドル円、原油先物価格などまったく知りませんでした。今でも若い先生に、その日の日経平均がいくらか聞いても答えられる先生はほとんどいないと思います。
当然といえば当然ですが、駆け出しのころは病院という本当に狭い世界で生きていました。
投資をはじめてからは、自然と政治や経済ニュースにも興味がでてきます。穀物の値段にまで興味がでてきます。病院の外の世界のことにも興味が広がっていきます。
株式投資は、どうしても病院が中心になりがちな医師の視野を広げてくれるすばらしいツールだと思います。
税制面
勤務医は、経費も使えず、給料が上がれば上がるほど累進課税で税率が高くなります。頑張るのが少し馬鹿らしくなります。
一方で、岸田首相は異を唱えていますが、株式の売却益、配当にかかる税率は今のところ一律で約20%です。
「20%も取られる!」という見方もできますが、所得税から考えると20%一律な点は素晴らしいと思います。
また、NISAも有効に使えばより投資収益にかかる税金を抑えることができます。
本業が忙しい
ひだまりは、本業である病院の業務が忙しいことは株式投資において大きなメリットと考えています。長期投資で確実に利益を上げる方法は短期的な売買を行わないことです。ほったらかしがBestです。
心理的なプレッシャーや短期的な値動きに惑わされ、短期で不必要な売買を繰り返すと確実に損をします。
現代はスマホの普及で簡単に経済ニュースや株価が見れてしまうため、注意していても必要以上に相場に近づきすぎて、売買をしたくなります。
それを避けるための最も有効な方法は相場に近寄らないことです。
幸か不幸か、仕事に専念せざる得ない状況が容易にできてしまう勤務医の仕事は、長期投資を主とした株式投資との相性は抜群です。
相場が終わる15時どころか、気づいたら夜なんてことはよくあります。
保有株が動きつづけてくれる
医業に限らず言えることかもしれませんが、年とともに労働効率は悪くなっていきます。
ひだまりの専門領域は手技も多いため、年をとればとるほど仕事効率は悪くなっていくと思います。当然、収入も落ちてくるでしょう。
その点では、不動産投資や安定した事業収入は老後生活には有利と思います。
賛否はあると思いますが、ひだまりは長期投資による配当収入も老後には強いのではないかと考えています。一時的な馬鹿げた戦争や気候変動の影響で多少の上下はありますが、世界経済はギアを緩めることなく回り続け安定した利益を生んでくれるはずです。
長期投資による収入があることは勤務医が老後生活に備えるうえでの大きな安心材料です。
ついでネタ
よく、他業種の方から、「医者だったら新しい薬の情報とかいち早く入るから医薬品関係の投資において有利なんでしょ?」と聞かれます。
残念ながら、新薬の開発状況などについては医者よりも市場関係者のほうが早く詳しく知っています。医者だからインサイダー的に製薬会社の情報がいち早く得られるなんてことは勤務医レベルでは100%ありません。
ひだまり自身の感覚ですが、一般勤務医においては、医者だから医薬品株の投資に有利ということはないと思います。
以上がひだまりの考える勤務医と株式投資との相性がいいと考える理由です。
まずは、証券口座の開設から!
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