
こんにちは、平凡な投資家のひだまりです。
世の中には、一流の投資家が書いた素晴らしい投資本が数多くあります。
もちろん、それらの本から学べることはたくさんあります。
でも──
その“考え”や“手法”を、実際の投資に活かすのは簡単ではありませんよね。
ひだまりは、そんな“一流の教え”を、より噛み砕いて実践に活かすことを得意としています。
平凡だからこそ、初心者にも分かりやすく、一流の思考を伝えることができる。
今日は、そんな「投資本の名著」から、実践で役立つエッセンスを紹介します。
今回取り上げる名著
ハワード・マークス著『投資で一番大切な20の教え』
副題:賢い投資家になるための隠れた常識
この中でも特に印象深かったテーマ──
それが、**「株式投資における二次的思考」**です。

株式投資における“二次的思考”とは?
まず、一次的思考と二次的思考の違いを簡単に整理します。
一次的思考:起こっている事象に対し、単純で短絡的な解釈で投資判断をする

二次的思考:その背景や将来の展開まで踏み込んで考える、より深いレベルの思考

言葉で説明するのは簡単ですが、実際に二次的思考で投資判断するのはとても難しいものです。
ひだまりの解釈と実践
なぜ、二次的思考が難しいのか?
それは、次の2点に集約されると思います。
- ① 今、何が起きているのか正しく理解するのが難しい
- ② 今後、何が起こるのか予測するのが難しい
この「理解」と「予測」の難しさを乗り越えるために、ひだまりが心がけているのが、
👉 継続的なファンダメンタル分析です。
企業の業績、成長性、財務状況をじっくりと追いかけることで、
- 「今の株価は下がりすぎている」と自信を持って判断できるようになる(=①の克服)
- 「この企業は成長し続ける」と仮説を立てられるようになる(=②の克服)
そして最終的に──
「大多数の投資家が見ていない視点」に気づけるようになる。
それが、二次的思考にたどり着く鍵だと思っています。
認識のズレを探す
ハワード・マークスはこう述べています。
“優れた投資家は、人と違う見方をする。
でもただ違うだけでなく、『正しく違う』必要がある”
つまり、他人と違う解釈を持ちながら、それが現実に合っていることが重要なのです。
この“認識のズレ”を見つける作業こそが、
まさに株式投資における二次的思考ではないでしょうか。

まとめ
✅ 株式投資では、「二次的思考」がとても大切
✅ そのためには、継続的なファンダメンタル分析で「認識のズレ」に気づく力を養うことが必要
投資に関して、ブログに掲載している内容は、あくまで個人的見解に基づくものです。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また当ブログに書かれている事は100%正確であるとは限りません。くれぐれも投資は自己責任でお願い致します。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。免責事項も御一読お願いします。