資産形成の手段は,給与所得、事業所得、不動投資などさまざまあると思います。今日はなぜ医師(勤務医)ひだまりが、資産形成の手段として株式投資を考えるようになったかの話です。資産運用に迷っている方の参考になれば幸いです。
ひだまりの現在の立ち位置
ひだまりは40代の勤務医です。両親は開業医ではありません。妻も子供もいます。学位や専門医などは一通り取得すみです。
現在は、400-500床の地域の基幹病院で中堅やや上のポジションで働いています。
労働環境は比較的恵まれており、外勤日もいただいています。仕事内容についても、自分が学んできたことを生かせるやりがいのある仕事内容です。
後輩の先生の迷惑にならない限りは今の病院で勤務できればと思っています。
なぜ資産運用をしようと思ったか?
これは、単純に勤務医の先行きが不安だからです。勤務医の先行きが不安な理由として以下のような理由が挙げられます。
- 日本の人口減少
- AIなどによる仕事の置き換わり
- 医師の増加
- 人生における医師として働く期間の長期化
- 医療費削減
上記理由により、勤務医の給与所得は確実に減ってくると思います。
詳しくは、以下もご覧ください。
また、ひだまりの診療科は頭を働かせるだけでなく、ある程度手先を動かすことも要求されます。50代、60代と歳をとるにつれて若手の先生と同じように手技ができるとは思いません。
今後、勤務医を取り巻く環境が厳しくなるにつれて、ある程度先立つものが必要と考えたことが資産運用を開始した理由です。
代表的な資産形成のための手段
なぜ、ひだまりが資産形成の手段として株式投資に行きついたかの前に、代表的な資産形成のための手段を確認してみます。
- 給与所得
- 事業所得
- 不動産投資
- 株式投資
これらをひとつひとつ考えていきます。
給与所得
まずは給与所得からです。
ひだまりの現在の給料に対する印象がどのようなものかというと、
「ある程度もらっている」です。
医学部受験、医師国家試験、専門医試験、学位取得、当直・オンコール業務をくぐり抜けてきた賜物でしょうか?
では、40代のひだまりの医師としての給料が今後右肩あがりに増えるかというと、まったくそんな気はしません。上述したように、まず間違いなく、横ばいもしくは、徐々に減っていく気がします。
それを補うための手段として外勤を増やすなどの手段もありますが、家族との時間や睡眠時間を削ってまでこれ以上は働きたくありません。
注 外勤とは医師のアルバイトと思ってもらってよいです。外勤先のほうが、常勤先より時給がよいのが常です。
ひだまりの資産形成における給与所得の位置づけとしては、
「節度を持った生活をすれば、勤務医の給与所得のみでも資産は増えるけどもそれ1本では心もとない」
という位置づけです。
事業所得
お金持ちの近道は、自分でビジネスを持つことだと思います。そして医者には自分でビジネスを持つ王道があります。そう、開業です!
ひだまりの周りの先生方も次々と開業していきます。中堅勤務医は開業の話題に興味深々のためさまざまな情報が入ってきます。
「医業収益がいくらになった」、「法人化した」「スタッフが突然退職した」、「近くに競合ができる」、「新規に医療機器をかわないといけない」、「継承をどうするか」、「税理士と喧嘩した」など話題にことかきません。
開業して軌道にのっている先生が少しうらやましい気持ちもあります。
では、現在ひだまりが開業をしたいかと言うと、答えはNoです。
ひだまりは開業医の先生のところに外勤に行っていたこともありますので、仕事内容もなんとなくわかります。
ではそれが医師としてひだまりのやりたいことかというと違います。医師としてやりたい仕事は、現在の勤務形態で概ねかなえられている気がします。
開業して事業所得を得るのは今のひだまりには難しそうです。
もちろん、ひだまりの知っている先生には、医業以外の事業を展開して成功している方もいらっしゃいます。もちろんこれは例外です。
不動産投資
医者の中では、不動産投資をやられている先生がちらほらいらっしゃいます。どれくらい儲かっているのか、損をしているか聞けませんが・・・。
ひだまりは、不動産投資はまずやらないと思います。不動産投資をやらない理由は以下の2つです。
- 不動産投資は不労所得ではないと思っているから。
- 本業の人に勝てる気がしないから。
ひだまりが資産運用で重視したいのは、不労所得です。不動産投資を行っている方の話を聞くと、不労所得とは程遠いことがわかります。
不動産投資は最低限の仕事としても
・物件の選定
・入居者の斡旋
・物件の修繕・管理
が必要になると思います。これを勤務医のひだまりがやるとなると多大な労を要します。
これらを外部委託するにしても、まず間違いなく高額の委託費がとられると思います。そもそもその委託費が適切かどうかさえ判断できません。
医療の知識について一般の人に負ける気がしないのと同じように、不動産投資では、本業の方に勝てる気がしません。
不動産投資については不労所得でもないし、本業の方に勝てる気もしないのでやりません。
消去法的な選択になりますが・・・
上述したような考えで不動産投資、事業収入はひだまりの選択肢にはありません。そうなると、給与収入以外の資産形成方法として株式投資が残ります。
もちろん消去法のみで、資産運用の方法を株式投資に決めたわけではありません。
次回は、なぜ株式投資が勤務医の資産形成において、有望な選択肢かもう少し掘り下げて考えてみたいと思います。
まずは、証券口座の開設から!
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