2022年2月10日にひだまりのコア銘柄である丸八ホールディングスの2022年度第3四半期決算の発表がありました。今回は、決算を踏まえたひだまりの感想と、丸八ホールディングスの為替差損益について考えてみたいと思います。
丸八HDの銘柄分析については以下をご覧ください。
ひだまりの保有株については以下をご覧ください。
決算内容
丸八HDの2022年度第3四半期決算は以下の通りです。
売上高、営業利益ともほぼ横ばいです。
ところが経常利益が・・・。経常利益はなんと前年同期比77.6%増の23.5億円です。
なぜ、経常利益がこんなに伸びたかというと、今回も為替の影響です。ここ最近円安に振れていることが経常利益の伸びにつながりました。
経常利益が伸びたことは素直にうれしいです。一方で、本業が横ばいなのは少し残念な感じがします。
過去の為替差損益の計上について調べてみる
布団の訪問販売という業態でありながら、なぜ為替で経常利益が変わるのか考察してみました。
丸八ホールディングスの連結子会社である丸八アセットおよび、HATCHI SYDNEY CORPORATION PTY. LIMITEDは、米ドル建て定期預金を保有しているようです。為替で大きく経常利益が変わってくるので、それなりの額の外貨を保有しているのでしょう。ひだまりは、どれくらい外貨を保有しているかは知りません。
ちなみに適時開示で為替差益の計上の報告があったのは上場来初だと思います。
これまでは、いずれも為替差損に関する適時開示ばかりでした。以下が為替差損の適時開示があった日時の一覧です。
2021年5月 為替差損
2021年2月 為替差損
2019年8月 為替差損
2018年5月 為替差損
2017年2月 為替差損
2016年8月 為替差損
2016年8月~2021年5月まで為替差損の計上についての適時開示ばかりでした。
そこで、この期間のドル円の推移を見てみました。最近になって、久しぶりに114円のラインを越えています。この114円のラインを越えた円安は、丸八ホールディングスの決算にはプラスに働くのだと思います。
注 繰り返しになりますが、ひだまりは丸八ホールディングスがどれくらいの外貨を保有しているのか、どれくらい外貨取引をしているか知りません。上記の話はあくまでひだまりの推測です。
IRに効くと外貨資産をどれくらい保有しているか教えてもらえるのでしょうか。
上方修正については・・・
ちなみに会社の今期の純利益予想は、12.26億円です。1株あたりの予想利益は、79円12銭です。
第3四半期までで、15.55億円の純利益がでています。1株あたりでは、100円40銭の利益です。
このままいけば、まさかの上場来の最高益です!
明らかに会社予想を大きく上回っていますが、今のところ上方修正のお知らせはありません。
なんだか怖い第4四半期です。
ひだまりは、上方修正のお知らせを期待して待ちます。そして上場来最高益を更新した暁には、安定配当30円スタイルから離れての増配を!
頑張れ丸八ホールディングス!
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