今日は、ひだまりのサテライト銘柄であるブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)の配当が今後どうなるか新カテゴリー製品の売り上げ推移と紙巻タバコの売り上げ推移の観点から考えてみたいと思います。
ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI) について
ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)は英国のタバコ会社です。200種以上のタバコを200か国を超える国で販売しています。文字通り多国籍企業です。
ロンドン証券取引所の上場だけでなく、ニューヨーク証券取引所にも上場しており、イギリスADRとして米国株口座でドル建て購入することができます。
ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI) の魅力はなんといっても配当です。イギリスの銘柄のため為替変動はありますが、配当利回りは7-8%あたりで推移するかなりの高配当銘柄です。しかも21期連続増配しています。
商品の販売地域もイギリスに限らず、アメリカ合衆国(US)、アジア太平洋地域と中東(APME)、南北アメリカ大陸とサブサハラアフリカ(AMSSA)、ヨーロッパと北アフリカ(ENA)と世界中です。
ひだまりの ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI) の保有状況
ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI) は、ひだまりのサテライト銘柄です。ひだまりの投資戦略についてはこちらをご覧ください。
ひだまりの現在のポートフォリオについてはこちらをご覧ください。
ひだまりは、NISA口座も併せて1410株保有しており、定期的に配当を受け取っています。ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)の良いところは、年に4回配当のあるところです。ひだまりは年に4回、10万円近く配当としてもらっています。これは、インカムゲインメインでやっているひだまりのメンタルの安定に大きく貢献してくれています。
ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI) の配当については以下をご覧ください。
ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI) の懸念点
ひだまりも含めて、ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)の懸念点は以下の2点だと思います。
- 喫煙者1人当たりの喫煙本数も、また人口に占める喫煙者の割合も、今後は減少していく。
- メンソールタバコをはじめとして、いつ規制が入るかわからない。
この2点はひだまりも心配です。
ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)で知っておくべき点
このままタバコ(紙巻タバコ) の消費量が減っていくと、いつか売上げ減り減配につながる可能性が高まります。
一方で、上記懸念点に対してたばこメーカーは非燃焼タバコに注力することで業績維持もしくは向上を目指しています。非燃焼タバコ製品については、ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)では新カテゴリー製品と言われています。
具体的には以下に挙げたものが該当します。
- 加熱式たばこ製品。ブリティシュアメリカンタバコ(BTI)のブランドとしてはglo。
- ベイパー製品。ブリティシュアメリカンタバコ(BTI)のブランドとしてはvuseとvype。
- 現代的なオーラル製品。ブリティシュアメリカンタバコ(BTI)のブランドとしてはVELO。
それぞれの製品の特長は、以下になります。
加熱式タバコ
たばこ葉を直接高温で熱し、発生する水蒸気を吸い込む。たばこの葉を使用しており、比較的紙巻タバコに近い喫味を感じられる。
ベイパー製品
一般的に電子タバコ言われるもの。「電子たばこ」は、そもそもたばこ葉を使用しない。「リキッド」といわれる液体を熱することで発生する水蒸気を吸い込み、その香りを楽しむ。ニコチンを使用しないので、健康に対する影響が少ないと言われる。
現代的なオーラル製品
口に入れて直接ニコチンを摂取する。加熱しない。受動喫煙のリスクは減ると言われるが、ニコチン接種に伴う健康被害はあると言われる。
これら新規カテゴリー製品と、従来からのタバコ(紙巻タバコ)の売り上げが地域別にどのように推移しているかが、 ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI) の配当を考えていくうえで重要になります。
その2に続く。
注 ひだまりはタバコの健康被害は認識しており、喫煙については決して推奨していません。
投資に関して、ブログに掲載している内容は、あくまで個人的見解に基づくものです。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また当ブログに書かれている事は100%正確であるとは限りません。くれぐれも投資は自己責任でお願い致します。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。免責事項も御一読お願いします。
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