医者(勤務医)をしていると税金以外でも、こびとがお金をもっていく・・・

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今日は医者をしていると税金以外でもかかるお金について解説させていただきます。

医者をしているとかかるお金

少し誤解を招く言い方なのですが、医者をしていると必ずかかるお金がいくつかあります。その代表例が下記にあげたものです。

  • 所属学会年会費
  • 学会(学術集会)参加費
  • セミナー・講演会費
  • 専門医・指導医更新費用
  • 勤務医師賠償保険

などです。ひとつひとつ解説していきます。

所属学会年会費

所属学会年会費は、その学会に所属している限り毎年払わなければなりません。金額は、専門医・指導医・学会評議員と所属学会における役職によって変わることが多いです。今年度の学会年会費は、所属学会すべてを合計すると81000円でした。

学会(学術集会)参加費

学会(学術集会)参加費は、年により異なります。学会に行くのは自分の自由だからです。自分の発表があったり、興味のある演題があったりすれば参加します。また毎年同じ場所で開催されるわけではないのであまりに遠方であったりすると参加を控えることもあります。コロナ禍では、Zoomを用いたネット開催が多くなったため、開催場所に行くことはほとんどなくなりました。

自由参加でお金がかかるなら、参加しなければいいのでは?という疑問も浮かぶと思います。ここが難しいところで、専門医・指導医の資格を維持するためには、必ず5年間に規定された回数は、その学会(学術集会)に参加しなければなりません。1回の参加費用はひだまりが所属している学会では2000円~15000円になります。

セミナー・講演会費

専門医・指導医更新のためには、その学会が主催するセミナー・講演会に5年間で規定された回数出席しなければなりません。1回の講演会費はだいたい15000円~20000円です。

専門医・指導医の更新費用

専門医・指導医の更新は5年間に1回あります。更新のための費用は、1回あたり5000円~30000円です。

勤務医賠償保険

勤務医は、万が一の医療ミスを想定して、病院から勤務医賠償保険の加入を勧められます。ひだまりは幸いまだ、お世話になったことはないのですが、加入しています。費用は年間約50000円です。

まとめ

その年の学会(学術集会)、講演会・セミナーの参加回数により変動はありますが、年平均で15万円以上は、無条件にかかります。かかるお金の一部を勤務している病院が負担してくれる場合もあります。今回の内容を読んでいただいた方は、専門医・指導医の資格維持のためにお金が掛かっていることがわかると思います。では、専門医・指導医の資格いらないのでは・・・と新たな疑問が浮かぶかもしれません。

専門医・指導医の資格については

  • やっぱり自分の主治医が専門医じゃないと嫌なのでは・・・。
  • 専門医でないと書けない書類がある。
  • 病院に指導医資格を持っている医者がいないと、専門医を目指している先生が専門医資格を取得できる施設ではなくなっていまう。

などやはり勤務医としては、持っていないと仕事のやりやすさは変わっています。

一方で、更新がめんどくさくなって、キッパリ更新をやめる先生もおられます。

毎年平均で15万円近い金額が無条件ででていくのは、貧乏性のひだまりには悩みの種です。クリニックなどの医療法人ですと経費扱いにできるのですが、勤務医ですとそれもできません。 なにかよい方法をご存知の方がいらっしゃいましたらご連絡お待ちしています。

こびと株さんのブログにあるように、やさしいこびとは毎月定期的にお金を運んでくれます。一方、ひだまりについているこびとの1人は毎年定期的にお金を持って行ってしまいます。なんとか帰ってくるようにしたいのですが・・・。

注 参加費用はひだまりの所属する学会のものになります。学会によって費用は異なります。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。免責事項も御一読お願いします。

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